優れたCMの制作を手がけた若手の映像クリエーターを顕彰する「JAC AWARD2010」(主催・日本アド・コンテンツ制作社連盟=JAC)の選考結果が6日、発表された。
プロデューサーを表彰する部門の最優秀賞にあたる「リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー」には、ソニー「make.believe」のテレビCMなどを手がけた太陽企画の高橋聡氏(31)が選ばれた。ソニーのキャンペーンではCMのほかにグラフィック制作やイベントを、またナイキジャパン「Nike music shoe」のWeb制作にかかわるなど、媒体にかかわらずオールラウンドな活躍が評価された。高橋氏は第1回となる07年、プロダクションマネージャーの部門で最高賞を受賞。08年、09年度はプロデューサー部門にエントリーし、いずれもファイナリストに選ばれた。プロデューサーの最高賞となる本賞の受賞は初めて。
プロダクションマネージャーを対象とした「リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤー」には、NTTドコモ「エクスペリア」やソニー・ウォークマンのCMなどに携わった葵プロモーションの吉山恒平氏(27)が選ばれた。
表彰式は2011年1月11日、都内で開く。その他の受賞者は次の通り。
【リマーカブル・プロデューサー・オブ・ザ・イヤー/ファイナリスト】
井上 淳(東北新社、32)
溝渕浩司(同、33)
山下尚哉(電通クリエーティブX、32)
岡島 淳(エンジンフイルム、34)
【リマーカブル・プロダクションマネージャー・オブ・ザ・イヤー/ファイナリスト】
久松真菜(葵プロモーション、27)
松延隆介(東北新社、28)
伊達 優(同、31)
磯野直史(同、27)
相原幸絵(太陽企画、28)
土岐裕幸(電通クリエーティブX、29)