電通が7日発表した11月度の売上高(単体)は、対前年比110.8%の1273億400万円と2ケタの伸びを示した。クライアント業種別の売上高では、21業種中16業種で前年実績を上回り、多くの業種で出稿意欲の回復傾向が見られた。
業務別の売上高では、ラジオ(94.3%)を除く全項目で前年を上回った。雑誌(101.1%)については、2008年3月以来32カ月ぶりの前年クリアとなった。テレビの内訳は、タイムが前年比104.5%、スポットが109.8%。
売上高の詳細は次の通り(カッコ内は前年同月比)。
【業務別】
- 新聞=115億9600万円(113.0%)
- 雑誌=39億1100万円(101.1%)
- ラジオ=15億9800万円(94.3%)
- テレビ=629億500万円(107.5%)
- インタラクティブメディア=43億6800万円(138.2%)
- OOHメディア=39億3800万円(132.9%)
- クリエーティブ=146億4400万円(118.0%)
- マーケティング/プロモーション=185億300万円(111.4%)
- その他=58億3600万円(108.3%)
【地域別】
- 東京本社=1020億1700万円(110.9%)
- 関西支社=225億9600万円(110.7%)
- 中部支社=26億9000万円(109.3%)