販促会議の人気連載コーナー「これがプロの企画書だ!」に掲載している企画書の一部を公開。企画の立案や企画書の書き方の参考にしてください。
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思い出の続きをシェアしよう。~レストランフロア秋の来場促進プロモーション~
執筆者
小田急エージェンシー
グループ推進部/リビングスペース 木野将人氏
オリエン内容
- 駅直結SC 秋のレストランフェア。
- フェアの目的は、ファッション需要が高まり、毎年来館者が増加する10月を機会に、レストランフロアへの集客をはかり、期間中の売り上げを増大させる。
- 施設は駅に直結しており、比較的低価格なカジュアルブランドが並ぶ、20代~30代の女性をターゲットにしたファッションビルであり、7~9Fがレストランとなっている。
- 競合飲食店が多数存在する本エリアにおいて、他店との差異化をはかり、お客さまが「選ぶ」きっかけをつくりたい。
プレゼントーク(1)
今回の目的は、期間中のレストランフロアの集客と売り上げの増大です。本施設の好立地条件を活用すれば、比較的簡単に達成可能かと思います。
しかし、実施後の効果持続という面から考えると、施設の好立地条件を源泉とした無差別集客に成功したとしても疑問が残ります。
やはり、本フェアは本施設をよく利用する顧客(20歳前後のカジュアル系女子)をターゲットとするべきで、よく来ているのにレストランフロアを利用していない顧客をいかに取り込むか?という点に課題を絞るべきだと考えています。
ポイント(1)
- ありふれた解決策に対して、危機的な態度を取ることで企画の印象度を高める。
- ターゲットと課題を単純にする。
- ターゲットがこのフェアを通じて「どう変化するか?」を端的に示す。
プレゼントーク(2)
ファッションの買い物に来ている彼女たちですから、わざわざ行きたくなる所は恐らくファッションに関連しているはずです。では、今回のターゲットであるカジュアル女子のオシャレに関する悩みや本音とはどんなものなのだろう? と、インタビューしてみました。
ターゲットの女子は、とにかく洋服が欲しくて、その理由は「欲しいから、欲しい」という理屈にならないような本音があるようです。
ポイント(2)
- ターゲットの人間性が伝わるよう、文章や写真のリアリティーには注意を!
- ターゲットの本音をキャッチーなフレーズでまとめ、印象に残す。
- ターゲットが感情移入できるように「あるある、いるいる」を引き出す。
(次ページへ続く)
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