ランディングページからの申し込み
では、この通称“カゴ落ち”と呼ばれる離脱を改善するためにはどうすれば良いのか?
答えは簡単。ズバリ単純にランディングページから商品購入までの遷移を短くすればよいのである。つまりランディングページからショッピングサイトのカートにつなぐ構造をやめ、ランディングページと「申し込みフォーム」を“一体型”にしてしまえば良いのだ!
ランディングページの中に申し込みフォームを設置して、お客さまがこれに記入したら“入力内容確認ページ”があって、その次に“注文完了ページ”がある。というシンプルな構造にすることで、お客さまはたった“三つ”のページ遷移で商品を購入できるようになり、劇的にランディングページのコンバージョン率が上がるのだ。
つまり成功するランディングページを作るには、八つの遷移から三つの遷移に変えること! ショッピングカートからフォームへ変えること!これが必要なのである。
実際に高いコンバージョン率を出している企業のランディングページをよく研究すると、必ずといっていいほど「フォーム一体型」になっているのだ。もしあなたのランディングページがショッピングカートにつながっている場合は、すぐにフォーム一体型に変えてみてほしい。きっと約1.5倍~2.5倍はコンバージョン率が上がるはずだ。
さあ「フォーム一体型」ランディングページでネット広告からのコンバージョン率をガツンと上げて行こう!
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加藤公一レオ氏(かとう・こういちれお)
ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。大学卒業後、三菱商事、Euro RSCG、ADKにて、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事。現在は、単品通販が数多く存在する九州において、ネット広告ビジネスの総合プラニングおよびコンサルティング活動を行っている。
ウェブサイト:www.ureru.co.jp