東芝は2月7日、15分間だけ「モテ期」気分を味わえるWEBコンテンツ「FIFITEEN MINUTES LOVE」を公開した。このサイトは電気自動車などで使用される同社の二次電池「SCiB 」のプロモーションを目的に開設されたもの。この二次電池「SCiB 」を搭載した三菱自動車の電気自動車i-MiEV「M」の最大の特徴が、15分で電池容量の80%が急速充電可能であることから「15分間」をキーにしたコンテンツが企画された。ターゲットは男性で、バレンタインデーからホワイトデーの期間を狙って、この時期にサイトを公開した。
同サイトにスマートフォン(iPhone/Android)やタブレット、PCでアクセスし、ニックネームと年齢を登録し「READY」をクリックすると15分の間、タレントの矢部美穂さん、声優の佐藤有世さんなど5人の美女から次々届くメールに返信する恋愛ゲームを楽しむことができる。15分後には、メールのやり取りから「モテ度」が診断され、診断結果はFacebook、 twitterで共有することが可能。同サイトでは15分しか使えない「クイックメール」という仕組みを導入しているため、自分のメールアドレスを使う必要がない。
二次電池「SCiB 」はBtoBの製品ではあるが、生活者が電気自動車の購入を検討する際、搭載されている電池を比較する必要性に気づかせることで、BtoBビジネスの支援につなげていきたいとの狙いがある。
『宣伝会議』2012年2月1日号
マス広告だけに頼らずに認知・想起を高める! 購買行動の変化を捉えた宣伝戦略
メディア環境、消費者の情報収集行動が複雑化する中で従来、言われてきた「AIDMA」をはじめとした購買行動のプロセスモデルに当てはまらない現象が生まれている。流通する情報量が増大化する中で、消費者の頭に残り続けるブランド、忘れられないブランドとして生き残っていくためには、どうしたらいいのか。マス広告だけに頼らない、宣伝のアプローチを考える。
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メディア環境、消費者の情報収集行動が複雑化する中で従来、言われてきた「AIDMA」をはじめとした購買行動のプロセスモデルに当てはまらない現象が生まれている。流通する情報量が増大化する中で、消費者の頭に残り続けるブランド、忘れられないブランドとして生き残っていくためには、どうしたらいいのか。マス広告だけに頼らない、宣伝のアプローチを考える。