群馬県・埼玉県・新潟県の3県はEV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド車)の本格的な普及拡大に向けた需要喚起と、コンバートEV(改造電気自動車)をはじめとする電気自動車関連産業の育成を目的に、「~次世代自動車が創る未来~群馬・埼玉・新潟EV・PHVサミット」を、4月20日(金)・21日(土)に朱鷺メッセ ウェーブマーケット、スノーホールで開催する。電気自動車等の魅力を多方面から伝えるべく、50台以上の次世代自動車が集結する全国最大規模のイベントとなる。
20日に実施されるフォラームの基調対談には、元F1レーサーの片山右京氏と稲田大学大学院教授の大聖泰宏が登壇し、「次世代自動車が創る未来」をテーマに行われる。また、主催県である上田清司埼玉県知事、大澤正明群馬県知事、泉田裕彦新潟県知事とトヨタ、日産、三菱、ホンダのメーカー幹部等との意見交換も実施されるほか、各自動車メーカーによるプレゼンテーションも行われる。これらのフォーラムへの参加は、事前申込(無料)が必要となる。
また、会場では国内販売前のEV車等の展示やEV市場の最新動向の発信、公道・会場内でのEV車・小型モビリティー(電動二輪車)等への試乗会が開催される。会場にはプリウスPHV(トヨタ)、リーフ(日産)、アイミーブ(三菱)、FCXクラリティ(ホンダ)の他、小型EV、電動バイク、電動バス、改造EV等が並ぶ予定だ。試乗会については、当日、会場で整理券が発行される。
新潟県では、2015年までにEV・PHV 2000台の普及を目指しており、県内のEV・PHVの数は316台、充電器は77基(平成24年1月末現在)。埼玉県、群馬県、新潟県を通る国道17号に充電器の設置を進めており、今回のイベント前にモデル路線としての国道17号の愛称を一般から募集。決定した愛称は当日発表される予定だ。