ファッションECサイトで既存顧客からの売り上げアップを目指す自主提案

販促会議の人気連載コーナー「これがプロの企画書だ!」に掲載している企画書の一部を公開。企画の立案や企画書の書き方の参考にしてください。

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ファッションECサイトで既存顧客からの売り上げアップを目指す自主提案

「販促会議」2013年2月号連載「これがプロの企画書だ!」より

(作成者)
セプテーニ・ベンチャーズ
・鈴木雄太氏/セプテーニ クリエイティブ部 加来幸樹氏

(オリエン内容)

  • クライアントは大手ファッションECサイト事業者。
  • ターゲットは、10代後半~30代前半の男女で、ネットで洋服を購入した経験がある層。
  • 新規顧客の獲得が頭打ちになり、既存会員からの売り上げを引き上げたい。
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プレゼントーク(1)
既存顧客の売り上げを高めるには三つの要素があり、それぞれに課題があります。一つ目は「購入単価」。ネット経由では単価の低い商品が中心に売れ、全身のコーディネートでは購入されづらい傾向があります。二つ目は「購入頻度」。メールマガジンだけでは、継続的な購入を促すには不十分です。最後は「購入率」です。商品を検討した末、購入しないユーザーも多く、購入率を高める手段が乏しいという課題があります。今回は、この三つを同時に解決できる企画を提案します。

ポイント(1)

  • 今回の提案で解決すべき課題について、クライアントと認識をそろえる。

kikaku201302-2


プレゼントーク(2)
ファッションECサイトのユーザーが抱える共通の悩みは、試着できないため「似合うかどうか不安」ということです。「実際に着てみたらイメージと違った」という経験のあるユーザーも少なくないと思います。また、基本的には一人で商品を閲覧・検討するため、似たような商品を選びがちで新鮮味に欠けると感じたり、気になる商品があっても決め手に欠け、結局購入に至らないケースも多いでしょう。

端的に言えば、ユーザーは「自分に似合う服」に「出会う機会」と「購入の決め手」を求めていると言えます。

ポイント(2)

  • ユーザーのインサイトを整理し、課題解決の方向性を提示。

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