電通の社内横断組織「電通モダン・コミュニケーション・ラボ」は3日、J-WAVEと協働で放送連動型O2Oサービス「雨の日、いいこと。Happy Rainy J-WAVE」を開発したと発表した。
本サービスのコンセプトは、“雨の日の東京をハッピーにする”。期間中、日の出から日没までの番組オンエア中にスタジオ周辺で雨が降り出すと、オリジナルジングルが流れ、サービスが開始される。リスナーは、PCやスマートフォンからJ-WAVE公式サイト内の特設サイトにアクセスして「Happy Rainy PASSPORT」を入手、これを提示することで、協賛企業や首都圏の店舗から当日限定の特典を受けることができる。特典は、商品の割引や特製グッズのプレゼントなどさまざまだ。
サービスの展開期間は、6月10日から7月15日まで。サービス対象エリアは、首都圏を中心とするJ-WAVEを聴取可能なエリア。
「電通モダン・コミュニケーション・ラボ」は、ソーシャルメディアの普及などによるメディア環境や生活者の変化に対応した高度な次世代型統合ソリューションをクライアント企業に提供していくため、佐藤尚之氏(現・ツナグ代表)の主宰で2011年4月に発足した、電通の社内組織。2013年からは、同社 プラットフォーム・ビジネス局の廣田周作氏が主宰している。本サービスの開発においては、佐藤氏も企画に参画し、ディレクションを行った。
本サービスでは他にも、リスナーがツイッターでハッシュタグ「#jwave」付きでつぶやいた「雨の日に聴きたい楽曲」や「今の雨の様子」を番組内で紹介したり、雨の日に東京を楽しくするアイデアやアクションに関するつぶやきを募集するなど、ラジオ番組とSNSとの連携も図る。
電通とJ-WAVEは本サービスを通して、放送とSNSを含むオンライン、そしてオフラインという3つのフェーズをリアルタイムでつなげることで、ラジオが本来持つ価値をさらに向上させたい考えだ。
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「シェアードヴィジョン」とは、「皆で創りたいこと」「皆で創る理想の姿」の意味。企業と生活者が未来のイメージを共有し、円滑なコミュニケーションを図っていくためにはどのようにすべきか、事例などをもとに紹介していく。
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