講談社と、流行発信ショップ「ランキンランキン」を運営する東急レクリエーションは、オンラインとリアルショップを融合させた新たな取り組みをスタートする。ユーザー参加型の企画を連動して行うことでユーザーとの多面的なコミュニケーションを図るとともに、ヒット商品の創出にチャレンジしていく考え。共通したコアターゲットである20~30代を中心とする高感度な女性に向け、商品を訴求していく。
取り組みでは、「ランキンランキン」が注目する美容関連商品を講談社が運営する美容情報特化型SNSアプリ「美プリ!」ユーザーがモニターとして使用し、商品情報やコメントを登録。その情報を見た一般ユーザーからの「いいね!」数でランキングを決定し、店内に設置した特設コーナーで発表するとともに展示販売を行う。
また、ランキンランキンで注目の商品を、女性誌『with』の読者モデルで構成される「with online girls委員会」メンバーが座談会で試用または試食。『with online』の特設ページで商品紹介とメンバーのコメントを掲載するとともに、店内にも特設コーナーを設置し、コメントを紹介しながら商品を展示販売する。いずれの企画も1カ月ごとに商品を入れ替え、季節やトレンドに合わせて商品を紹介していく予定。
講談社が運営する「美プリ!」は34万ダウンロード(2013年6月現在)を超える美容情報特化型SNSアプリ、『with online』は女性誌『with』の公式ウェブサイトとして月間120万PVを誇る。一方、東急レクリエーションが展開する「ランキンランキン」は「いま流行っているランキング上位商品」と「これから流行りそうな注目商品」のみを取り扱う駅ナカショップで、1日約2万人が来店する。
取り組みを通じ、20~30代を中心とする美容情報や流行に敏感な女性に注目商品を訴求できる場として、新商品の販売支援にも取り組んでいく予定だ。