例えば10年前に私が個人サイトで作った「バカ日本地図」というコンテンツは、ネットで日本地図に関する勘違いを集めてイラストでまとめれば、「バカが思い描いている日本地図」が出来あがるのではないか、という企画でしたが、次のような小さなコンテンツなのに、広く話題になりました。
ちなみに、今回の記事の冒頭で紹介した「キモいSNS投稿の特徴」の図解と同じように、情報を圧縮して1枚のイラストに詰め込んだのも、話題になった理由の一つだと思います。コンテンツが小さいほど、写真と共に、情報デザインや図解が有効なようです。
さらに悪ノリして作った「バカ世界地図」は、英語版も作ったので世界中の人が参加してくれました。
ちなみに「オーストラリア大陸」を「四国」の形にしておいて、いつオーストラリア人が気付くかを待っていた時があったのですが、それに対し、「おお、なんで俺の国がカンガルーの形をしてないんだ?」と英語でボケてくれた時には感動しました。余談ですが。
二つの地図の制作費はいずれも10万円ほどでしたが、コンテンツを単に小さくチープにするのが目的ではなく、「スマホ時代に合った、小さいコンテンツでも、より広くリーチできる方法を探す」というのが前回の記事での主旨になります。
今回の記事でも引き続き、わかりにくい箇所、または聞きたいことがありましたら次回の記事で説明しますので、ぜひTwitterなどで指摘頂ければ幸いです。
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