立命館アジア太平洋大学の外国人出願者を増やす施策が、米国ダイレクトマーケティング協会(DMA)が主催するダイレクトマーケティングアワード「DMA国際エコー賞」のリーダー賞を受賞した(広告主/立命館アジア太平洋大学、制作会社/ダイレクトマーケティングゼロ)。
立命館アジア太平洋大学(APU)は、アジアを中心に世界約100ヵ国から学生が集まる大分県別府市の国際大学。2012年度入試に向けて、テストマーケティングとして、インドネシアを対象に、クロスメディアのキャンペーンを実施した。
調査によって把握した留学に関する4つのニーズに合わせたランディングページにGoogle AdWordsとFacebook広告で集客。住所やアドレスを登録した学生には、大学資料を送付して定期的にメルマガを発行。さらに、公式FacebookページとYouTubeチャンネルを活用して、大学への期待醸成や留学に対する不安の払しょくを試みた。
その後、現地説明会を開催して興味の深化を図り、最終的な説得手段としてDMを送付。メイン冊子は学長挨拶とともに、数値をキーワードにしながら大学の特徴を表現することで保護者からの信頼獲得を目指した。
また、マンガ冊子を同封し、主人公が国際性を身につけ、日本で就職するという明るい未来を感じさせるストーリーを展開。外国での生活をリアルに感じてもらうために、ストーリーの中で大学での生活を細かく再現した。テストマーケティングという位置づけにも関わらず、インドネシアのWEB出願率は前年比300%になり、目標を大幅に達成している。
また、本キャンペーンは第27回全日本DM大賞で、「銀賞 審査委員特別賞 クロスメディア部門」も受賞している。
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