レピカは、既存のポイントカード機能をスマートフォンに持たせる集客ソリューション「potto(ポット)」の展開を2月20日に開始した。
「potto」はBluetoothやWi-Fiなどを用いることで、顧客の来店と同時にその顧客情報を店舗側が自動検知できるソリューション。従来のポイントカードでは、レジでカードを提示されるまで来店客が会員かどうか判別できなかったが、pottoによって各顧客に合わせた特別な接客が可能となる。
企業の実店舗や各種オンラインサービスとも連動し、ユーザーの来店やサービス利用拡大を促すことで、ポイント会員基盤を活性化させることを目的としている。
企業は、既存のアプリにpottoを組み込むか、新たにpottoを組み込んだオリジナルアプリを作成してユーザーに提供する。既存のポイントシステムと連携できるほか、クーポン発行機能も持つ。
また、来店時以外にも「ミッション」という形で店舗から会員顧客へプッシュ型の情報発信ができ、会員はミッションをクリアすることでクーポン入手などの特典が受けられ、会員ランクもアップしていく仕組み。
導入第1弾として、三重県の複合温泉施設「アクアイグニス」が決定しており、2014年末までに30社4000店舗への導入を目指す。