アドビ システムズ Creative Cloud エバンジェリスト 仲尾 毅さん
自分のスタジオを持ち歩くイメージ
アドビ システムズ米国本社に、数十名が在籍する「エバンジェリスト」。その名の通り、同社製品のメリットや活用テクニックをターゲットに「伝道」することをミッションとしている。
仲尾毅さんは、クリエイターをコアターゲットとした新サービス「Adobe Creative Cloud」がローンチされたタイミングで、日本法人初の「エバンジェリスト」として2012年に同社に入社。日々多くの企業やクリエイターのもとを訪れ、営業部門にもマーケティング部門にも属さない立場から、作業環境の悩みなどに関するヒアリングや、製品の機能や活用メリットを説明するセミナーを行っている。
前職も含め、これまでのキャリアの中で製品マーケティングを約15年担当してきた仲尾さんにとって、ノートPCは業務における必需品。
「外出先でプレゼンテーションやデモンストレーションを行う機会が多いため、常にできる限りスペックの高い、最新モデルを使用してきました。とはいえデスクトップと比べれば機能面で大きく劣ってしまうのが当たり前でしたので、主に社内のデスクトップで資料を制作し、その一部をノートPCに保存して持ち歩いていました」。
しかし世界最軽量級のモバイルワークステーション「Dell Precision M3800」を導入したところ、そのワークスタイルは一変。デスクトップと同様の役割を十分に果たせるスペックを備えるM3800によって、資料を制作する場所の制限はなくなり、資料をわざわざ移し替える手間もなくなった。言ってみれば、「自分のスタジオをそのまま持ち歩く」という感覚だと仲尾さんは話す。
担当する「Adobe Creative Cloud」は、PhotoshopやIllustrator、InDesign、Premire Pro、After Effectsといったクリエイター向けの30を超えるサービスについて、毎月最新バージョンをダウンロード・インストールできるサービス。
日々の訪問先で、さまざまなアプリケーションのデモを次々と展開し、そのメリットを説するシーンでも、M3800はストレスなく操作することができたという。
撮影したビデオ・写真をその場で編集したり、3Dアニメーションのレンダリングやモデリングを行ったりすることも可能。M3800のこうしたスペックの高さは、クリエイターにとっても大きなメリットがあると仲尾さん。
「クライアントからのブリーフィングを受け、その場で浮かんできたアイデアをノートにメモし、スタジオに戻って実際の作業に取りかかる。その間に、どうしてもアイデアの鮮度は落ちてしまいます。しかしM3800なら、打ち合わせが終わってカフェに入ったら、そこがスタジオ代わり。頭の中にあるアイデアの鮮度が高いうちに、クリエイティブワークをスタートして、具体的な形に落とし込むことができます。起動の早さやタッチパネルの搭載など、アイデアを形にするまでのプロセスにある障壁を取り除こうとする工夫が随所に見られ、クリエイターやインフォメーションワーカーのためにチューニングされている印象を受けました」。
仲尾さんは、日々多くの企業やクリエイターのもとを訪れ、Adobe CreativeCloudの機能や活用メリットを説明している。左上から時計回りに、「Photoshop CC」のスマートシャープ機能、「InDesign CC」のワークスペース、Illustrator CC」の文字タッチツール、「Premiere Pro CC」のワークスペース。
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