電通テックは登山者に向けた土産品を中心とするグッズの開発、およびライセンスビジネスの展開を開始した。
これは2年前にスタートした社内プロジェクト「コンテンツラボ」による事業化の第2弾。コンテンツラボは、自社のクリエイターの企画力やデザイン力を活かして新たなコンテンツ事業に結びつけるべくスタートしたもので、初年度はタカラトミーアーツと共同で同社のカプセル自販機「ガチャ」向けの新ブランド「パンダの穴」を立ち上げた。2013年9月以降は、毎月1作のペースで同社クリエイターが手がけるカプセルトイを発表している。
第2弾となる今回立ち上げたのは、若年層の登山者向けの土産グッズブランド「Yamasanka(ヤマサンカ)」。「山っていいね、を分かち合う。」をコンセプトとするブランドで、同社クリエイターが企画とデザインのすべてを担当。長野県松本市 エイコーが製造・販売を手がけている。
商品はいままでにはない山のモチーフを可愛いイラストで表現したピンズや穂高山、槍ヶ岳、乗鞍岳限定のピンズ、山の衛星写真をプリントした百名山ハンカチ、標高と頂の緯度・経度の数字をプリントした頂点 T シャツ、くまをモチーフとしたホイッスルや雷鳥をデザインしたポンチョなどがラインナップされている。
これらの商品は現在、立山黒部や乗鞍岳など北アルプスを中心とした土産物店、ホテル等で販売されている。同社では今後、さらなるアイテムの充実と販売店の拡大を図っていく考えだ。
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