サイバーエージェント
メッセージをただ届けるのではなく、最高のブランド体験を生み出す。サイバーエージェントのクリエイティブ・テクノロジー局は、デジタルとの掛け算によって、既存の手法から新たな価値を提供する。
デジタルセントリックな発想とは?
インターネット広告代理事業のシェア、国内No.1の実績を持つサイバーエージェント。専門領域に特化した部署が数多くある同社の広告事業本部において、先進的な取り組みを展開しているのがクリエイティブ・テクノロジー局である。
「目指しているのは、単にメッセージを届けるだけでなく、デジタルの力でユーザーにとって最高のブランド体験を生み出し、ヒト、モノ、コトを動かす新しい広告のカタチを創ること」。局長の二宮功太さんはこう語る。
スタッフは現在24人。広告の企画を担当するBx-Designチームと広告のクリエイティブを担当するBx-Creativeチームの二つで構成されている。
BxとはBrand Experienceの略で、ブランドと紐づいた形でユーザー体験を重視する同局の姿勢がうかがえる。
体験を生み出す装置は一つとは限らない。デジタルを軸にさまざまなメディアやサービス、先端技術と掛け合わせることで新しい広告やユーザー体験のプランニング、クリエイティブに取り組んできた。
イベントはイベント、OOHはOOHという縦割りではなく、デジタルの力で壁を壊しそれらを繋ぎ合わせることで相乗効果を生み出している。
「既存の手法も新しい価値に生まれ変わる。それを提案するのが、僕たちのミッションであり、使命だと思います」。
マスありきの発想が一切ないデジタルセントリックな発想が同局の強み。デジタルにフォーマットはない。それゆえにユーザー接点は多様で柔軟であるとしている。