CCC、電子マネーをファミマ全店で 利用額の伸びに期待

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は6月30日、共通ポイントカード「Tカード」に電子マネー機能を持たせ、全国のファミリーマート1万1400店で使えるようにした。

124社39万店超が参加するTポイントだが、さらに電子マネー機能の導入で利便性を広げ、競争力を高める狙い。昨秋、楽天が「Rポイント」で参入したほか、今冬には共通ポイント「Ponta(ポンタ)」がNTTドコモのポイントサービスと連携するなど、共通ポイントのシェア争いが過熱している。

Tマネーは「TSUTAYA」1437店、ドラッグストア「ユタカファーマシー」164店などでも利用可能。既存のTカードへ現金をチャージして使う。チャージは1000円単位で最高額は3万円。Tマネーでの支払いに加えて、毎月の利用総額から500円ごとに追加で1ポイントずつ、Tポイントが付与される。

日銀が5月29日に発表した統計では、2014年の電子マネー決済金額は前年比28%増の4兆140億円。12年から3年連続で25~27%の割合で増加を続けている。


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