企業サイトのユーザビリティ評価 中部電力が上昇、トップは2年連続KDDI

トライベック・ブランド戦略研究所は3日、企業サイトなどの使いやすさや安全性を評価する「主要企業Webユーザビリティランキング2015」の結果を発表した。トップはKDDIで、昨年度に続き2年連続で1位となった。2位には「au」のサイトがランクインするなどKDDIの主要サイトが上位を独占したほか、中部電力が前年の21位から6位に上昇した。

調査は同研究所によるプログラムを用いて、「アクセス性」「サイト全体の明快性」「ナビゲーションの使いやすさ」「コンテンツの適切性」「ヘルプ・安全性」という5つの評価軸、全94項目について、評価したもの。

また、今回は評価基準として、トップページにおいて「企業らしさ」が見える化されているかという点や、マイクロサイトを横断する一貫したブランド体験を提供できているか、またスマートフォンでの対応度合いなどを重視した。

2年連続で1位になったKDDIは、この3つのポイントにも対応しており、一貫したデザインとユーザビリティを提供できている点が高く評価された。

ランキングは以下のとおり。4位までは前年と同様で、中部電力(前年21位)が6位に順位を上げたほか、前年は評価対象外だった三井住友海上火災が新たにランクインした。損保業界の評価対象を売上の上位3社から5社まで広げたことによるもの。

企業サイト上位10位ランキング

1位 KDDI(前年1位)
2位 au(同2位)
3位 NTTドコモ(同3位)
4位 JX日鉱日石エネルギー(同4位)
5位 東京メトロ(同7位)
6位 中部電力(同21位)
7位 日本ハム(同6位)
8位 キリンビール(同5位)
9位 三井住友海上火災(初)
10位 野村證券(同9位)


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