9月29日の日本経済新聞朝刊に、宝島社の新しい新聞広告が掲載された。2016年“渦中の人”となったベッキーが、上半身に何もまとわない姿で“背中ヌード”を披露。コピーは「あたらしい服を、さがそう。」で、再出発に向けた強い意志を感じさせるものとなっている。
宝島社の企業広告は、1998年の「おじいちゃんにも、セックスを。」(C:前田知巳)以降、たびたびメッセージ性の高いクリエイティブを発信してきた。
今回の広告は、ADKアーツの能丸裕幸さんがエグゼクティブ・クリエイティブディレクターを、アサツーディ・ケイの三井明子さんがクリエイティブディレクター、コピーライターを務めた。
能丸さんはこれまでも、2010年「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」、2011年「いい国つくろう、何度でも。」、2013年「子孫のために、借金を遺す。」など複数回同社の企業広告を手がけている。
制作スタッフリスト
- 企画制作
- アサツーディ・ケイ+ADKアーツ+Triplex
- ECD
- 能丸裕幸
- CD+C
- 三井明子
- AD+D
- 鈴木 誠
- D
- 佐伯貴恵
- AD
- 成嶋知香子、鈴木大
- 撮影
- 与田弘志
これまで出稿された宝島社の企業広告より
2016年7月
「古き者よ、去れ。新しい市場よ、湧きあがれ。
~アベノミクスより、今や、タカラノミクス。
“売れない時代の、売れてる雑誌たち”
宝島社の経済効果はすごい。~」
2016年1月
企業広告
「死ぬときぐらい好きにさせてよ」
【受賞】
2016 読売広告大賞(グランプリ)
2015 第64回 朝日広告賞
(広告主参加の部:グランプリ)
2015 朝日新聞読者賞
2016 日本新聞協会 新聞広告賞(広告主部門・本賞)
2016 ADC賞
2016 TCC賞
2012年
企業広告
「ヒトは、本を読まねばサルである。」
【受賞】
2013 第66回 広告電通賞 優秀賞
(新聞広告 企業部門)
2013 第53 回 消費者のためになった広告コンクール
(企業PR部門 銅賞)
2013 第61回 朝日広告賞
(広告主参加の部:準朝日広告賞)
2012年
企業広告
「君よ、散財にためらうなかれ。
君の十銭で淺草が建つ。」
【受賞】
2012 第61 回日経広告賞
出版・コンテンツ・教育部門 部門賞(第1位)
2011年
企業広告
「いい国つくろう、何度でも。」
【受賞】
2011 読売広告大賞(金賞)
2011 毎日広告デザイン賞(優秀賞)
2011 フジサンケイグループ広告大賞
(メディア部門 新聞 優秀賞)
2011 日経広告賞
2010年
企業広告
「日本の犬と、アメリカの犬は、会話できるのか。」
【受賞】
2010 朝日広告賞(準朝日広告賞)
2010 読売広告賞(銀賞)
2010 フジサンケイグループ広告大賞
(クリエイティブ部門新聞優秀賞)
2010 毎日広告デザイン賞(部門賞(出版))
2010 広告電通賞(新聞広告電通賞)
2011 新聞広告賞(広告主企画部門・本賞)
2003年
企業広告
「生年月日を捨てましょう。」
【受賞】
2003 朝日広告賞
(広告主参加の部:出版・学校部門賞)
2004 読売出版広告賞 金賞
2003 毎日広告デザイン賞(出版部門賞)
2003 日刊スポーツ アドグランプリ
カラー広告部門 インパクト賞
2003 広告批評年間ベストテン 新聞3位
2003 スポニチ広告大賞(カラー部門優秀賞)
2003 TCC賞
2004 グッドデザイン賞
(コミュニケーションデザイン部門)
2002年
企業広告
「国会議事堂は、解体。」
【受賞】
2002 朝日広告賞
(広告主参加の部:グランプリ)
2002 毎日広告デザイン賞
2002 日経広告賞(部門賞)
2002 TCC賞
2002 ADC賞
2002 読売広告大賞(金賞)
2004 グッドデザイン賞
(コミュニケーションデザイン部門)
1998年
企業広告
「おじいちゃんにも、セックスを。」
【受賞】
1998 朝日広告賞(準朝日広告賞)
1998 毎日広告デザイン賞(優秀賞)
1998 読売出版広告賞(書籍部門賞)
関連記事:
「「死ぬときぐらい好きにさせてよ」—宝島社の最新企業広告」
「世の中に問いかける宝島社の広告」