コラム

マーケティングからイノベーションを起こすために

今、経営者や事業責任者が着目すべき「競争優位の源泉」とは何か。マーケティングコンサルタントで、数多くの大手企業のマーケティング構造改革を手掛けた筆者が、成功するマーケティング戦略・組織について解説いたします。

第12回

客が支払い料金を決める「パネラケアズ」カフェ～米国1800万世帯の食糧不安（food insecure）への取り組み

米国では大統領選も大詰めを迎え、大統領選に関するニュースを聞かない日はない。世界中で繰り広げられる反米国デモの中、外交政策も注目されているが、やはり米国国民が一番関心をよせているのは経済だ。

2012.9.28
第11回

米国スーパーマーケットの新潮流～全店に「栄養士」がいる健康支援サービスや、食品をスコアで評価する「NuVal System（ヌーバルシステム）」が話題

価格競争の激しい小売業界で、小売りやメーカーを交えた新しい取り組みが話題となっている。今日は、米国小売業の新潮流を紹介したい。日本でもこのような健康的な取り組みが始まることを願いながら書いてみたいと思う。

2012.9.14
第10回

夏休みスペシャル：この夏50万人以上がサークルに参加したGoogleのバーチャルサマーキャンプ「Maker Camp」の取り組みが素晴らしいので、まとめてみた。

米国ではこの夏、十代の若者たちが進んでサイエンスやテクノロジーを学ぶDIYバーチャルキャンプ「Maker Camp」が実施された。企画したのはGoogleで、6週間に渡って、30のプロジェクトを立ち上げ、学生にサイエンス、テクノロジーを学んでもらおうという主旨で実施された。

2012.8.31
第9回

ロンドンオリンピックで繰り広げられた広告の戦い

約2週間に渡って繰り広げられてきたオリンピックゲームがまもなく幕を閉じようとしている。ある米国メディアによると、ロンドンオリンピックゲーム最初の7日間での米国平均視聴人数は35.1Million （3510万人）で、視聴率は北京オリンピックより9％もアップしたそうだ。

2012.8.10
第8回

消費者の待ち時間を狙ってマーケットシェアアップ！世界で広がる「バーチャルストア」キャンペーン

「仕事で帰宅が遅くなり、家に食料もないが、どこにも行く気力がない」そんな経験をしたことはないだろうか。そんな多忙な現代人に朗報とも言える、世界のバーチャルストアキャンペーンを紹介したい。

2012.7.27
第7回

旅行業界のマーケティングトレンド。顧客を巻き込んだ広告活動。～エールフランス、ソフィテル、日本郵船の事例から学ぶ～

夏休みの旅行を心待ちにしている人も多いと思うが、特に旅行業界の方々は書き入れ時ということもあり大忙しだ。ネットの登場により、消費者が恩恵を受けてきた業界でもある旅行業界。過当競争による収益性の低さで頭が痛いと言われているが、ずっと手をこまねいているわけではなく、世界中の企業で、さまざまな取り組みが始まっている。

2012.7.13
第6回

米国スターバックスの新しい取り組み「Create Jobs for USA」～雇用を増やす取り組みから日本人が学ぶべきこと

米国スターバックスは、「アメリカ人の手で米国の雇用を増やそう」という「Create Jobs for USA」プログラムを立ち上げた。このプログラムが、ある工場を倒産の危機から救ったことが米国メディアに大きく取り上げられ話題となっているので、紹介したいと思う。

2012.6.29
第5回

急拡大する「ソーシャルビデオ」米国市場～米国ユニリーバ事例～

ユニリーバのデオドラント「Degree Men」がターゲット視聴者とのインタラクションを高める為、ソーシャルゲームサイトでのビデオキャンペーンを始めた。米国ではソーシャルビデオはマーケティングの大きなツールとなりつつある。

2012.6.15
第4回

経営目線でソーシャルメディア・マーケティングを考える～路線変更を決断したリクルートのリクナビNEXT「+1cafe」の成功事例

世界のソーシャルメディアのユーザー数は10億人を突破しました。フェイスブックは月間アクティブユーザーが9億100万人になったと発表したので、世界のソーシャルメディアユーザーの90%がフェイスブックを利用していることになります。

2012.5.25
第3回

経営目線でリスティング広告を考える～広告効果の優劣を決めるのは何か？

2011年日本の広告費は、約5.7兆円と言われ、そのうちインターネット広告費は約8000 億円あると言われます。、今日はSEMと言われるサーチエンジンマーケティングの中でも、もっとも成長著しいリスティング広告についてお話をしていきたいと思います。

2012.5.18

青葉哲郎（サイコス代表取締役社長マーケティングコンサルタント）

1994年4月ジャスコ（現イオン）入社。1995年マイクロソフト入社。トップセールスを経て、最年少プロダクトマネージャに就任。米国ソフトウェアのローカライズを担当。MSN事業開発など担当。2001年インテリジェンス入社。マーケティング部を設立し『はたらくを楽しもう。』で同社を転職ブランド１位に。2008年リクルートエージェント入社。『転職に人間力を。』で新ブランドを立ち上げ、コスト減と広告効果の最適化で成功を収める。同年10月リクルート出向。2009年11月サイコス株式会社を設立。2010年より、宣伝会議「インターネットマーケティング基礎講座」の講師も務める。

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