――部門メンバーとはどのようにビジョンの共有をしていますか。
中村:さまざまな結実の仕方、指針のあり方が存在すると思いますが、たとえば私は、クライアント企業の統合報告書に、できるだけ多く、ご支援した施策が載ることをやりがいにしています。それは結果的に、世の中の役に立った、求められることをご提供できたという証のひとつでもあります。
部門においては、独自の社内賞も設けています。年に1回、1年間を振り返って、好事例を紹介し、褒賞する制度です。dentsu Japanが目指すIGP(Integrated Growth Partner)の体現を共有する場にもなっていますし、我々がどのような道を歩んで、どこに向かっていくかのひとつの指針になっていると思います。
電通グループでは、「an invitation to the never before.」というパーパスを掲げています。これは創業以来、我々が目指してきたものが現代に反映されていると、個人的にも感じているところです。
たまさか、現在のポジションをいただいていますが、であるからには、まさにnever before、かつてないアイデアやソリューションを、メディアビジネスについても、コンテンツについても、追求していきたいと考えています。
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