AR三兄弟、「情熱大陸」出演中にテレビ×スマホの連動実験

9月29日23:15~23:45に放映される「情熱大陸」(MBS・TBS系全国ネット)にて、スマートフォンと番組を連動させた実験が行われる。

この日の放映の出演者は、AR三兄弟の川田十夢氏。「テレビの未来」をテーマに同氏の活動を取り上げるのに合わせて、毎日放送(MBS)と川田氏は、放送と連動した独自アプリを開発し、アプリと番組を同時に楽しむためのさまざまなサービスを提供する。

その中心となる企画が、AKB48のライブ映像を使った「多視点放送」だ。事前にAKB48のライブ(「恋するフォーチュンクッキー」 8月22日東京ドームコンサート)を16台のカメラを使い、センターを飾るメンバー1人1人を撮影。16人それぞれにフィーチャーした映像を用意した。「情熱大陸」番組放映時間中にアプリを起動すると、この16の映像が画面上で分割して表示される。視聴者は、その中から見たいメンバーの映像をタップで選択し、拡大して視聴できる。さらに、視聴者がタップしたデータをリアルタイムで計測し、スマホ上でそのとき最も見られているメンバーを視聴総数や上昇率などから導き出し、テレビの本放送に反映させる。スマホ上の人気のメンバーが、テレビ上でも大きく表示されるなどの企画を予定しているという。


セカンドスクリーンを使った多視点放送 イメージ

ほかにも、番組放送5分前になると、スマホ画面に自動的に「番組予告を視聴しますか?」というメッセージが表示され、番組予告が流れ始める「番組予告タイマー機能」や、テレビに映っている情報がスマホ上で可視化されていき、タップすると関連情報にアクセスできる「ハイパーリンク文字放送」、dボタンによって表示したテレビ上の番組情報をスマホ越しにタップできるようにする「dボタンの拡張」など、さまざまな番組連動実験が用意されている。

dボタンの拡張 イメージ

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