キリンビールは3日、ビール風ノンアルコール飲料「キリンフリー」を12月リニューアルするのに伴い、忘年会シーズンの飲酒運転撲滅を掲げるPRイベントを東京・大手町で開催した。松沢幸一社長と、商品のCMキャラクターを務めるプロテニスのクルム伊達公子選手が登壇。クルム伊達選手は「よりビールらしくなり、飲みごたえを感じた」とアピール、松沢社長は「運転する方はキリンフリーで」と呼びかけた。会場では、商品約1200本をサンプリング、全日本交通安全協会らが進める飲酒運転根絶活動のリーフレットを配った。2011年2月上旬には、新たなテレビCMの放送を中心に広告展開を実施する予定。
キリンフリーは8月、年間販売目標を、当初の430万ケース(大びん換算)から20%増の510万ケースに上方修正。11月末には目標の9割を突破、年間目標は達成する見通し。