株式会社Platform IDは、2010年7月に発表したOpenDPF構想の第2フェーズを発表いたします。
第2フェーズでは、「Xrost」ブランドとして進めてきた従来のOpenDPF構想のうち、オーディエンスターゲティング広告出稿管理サービスである「Xrost DSP(クロスト ディーエスピー)」(※1)および、広告効果測定ツールとの統合データ解析を可能とするダッシュボードツール「Xrost INSIGHT(クロスト インサイト)」をリリースいたします。これにより、広告主はオーディエンスターゲティング広告出稿から広告効果測定まで、自社のインターネットサイトに関わる全てのデータをワンストップで管理することが可能になります。なお、各社の効果測定サービスとは順次連携してまいります。
(※1)DSP
広告主及び代理店が利用する、オーディエンスターゲティング広告出稿管理プラットフォームです。管理画面上で広告出稿をおこない、最適なオーディエンスに最適な価格で、広告をリアルタイムに配信することが可能になります。
【Xrost DSP】オーディエンスターゲティング広告のリアルタイム出稿管理サービス
機能概要
- 最大約200億imp(インプレッション)のネットワーク配信
- 他社アドネットワークへのRTB(※2)配信
- 8000万UU(ユニークユーザー)のオーディエンスターゲティング
- カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社との連携によるオフラインのオーディエンス情報(TSUTAYA利用履歴)を活用したターゲティング(近日実装予定)
- 利用料無料
(※2)RTB(Real Time Bidding)
最適なオーディエンスに最適な価格でリアルタイムに広告掲載の入札をおこなう仕組みです。1インプレッションごとに広告媒体、広告枠、キャンペーン、フリークエンシーなど、多角的な情報分析を行い、最適なオーディエンスを選択して入札単価を決定するため、広告出稿の費用対効果を自動的に最適化することができます。
提供価値
- ターゲットオーディエンスへ最適な価格で広告を配信
- マーキングサイト指定、130のユーザクラスタ指定によるオーディエンスターゲティング
- 出稿オペレーションコストの削減
◆導入目標社数:2011年12月末までに300社
【Xrost INSIGHT(10月末リリース予定)】広告出稿から広告測定までの統合レポートを実現するソリューション
機能概要
- 出稿情報と効果情報の統合レポート管理
- 自社サイトユーザのクラスタ分析→競合企業とのオーディエンス重複類推など、最適なオーディエンスの発見とターゲティング出稿をワンストップで実現
提供価値
- アトリビューションマネジメント(※3)を実現
- オーディエンス情報のトレンド把握
◆導入目標社数:2011年12月末までに300社
【OpenDPF(オープンデータプラットフォーム)構想とは】
OpenDPF構想とは、“インターネット上のオーディエンスに関わるマーケティングデータを共通化し、日本初のオープンなプラットフォームとして、各種マーケティングツールやアドネットワークなど様々なパートナーとデータ連携を実現する”ものです。
これにより、インターネット広告を「広告枠(スペース)」だけで捉えるのではなく、「利用者(オーディエンス)」で捉えるという発想を実現し、最適なユーザーに最適な広告を提供することが可能となります。
【「Xrost」とは】
「Xrost」は、OpenDPF構想に則って開発された、広告主・媒体社・データプロバイダーのオーディエンスデータ活用を促進する、オープンなデータプラットフォームです。各社の SSP(Sell Side Platform:広告配信システム)・DSP(Demand Side Platform:広告出稿システム)を接続することにより、オーディエンスデータを活用した広告枠収益最大化やデータエクスチェンジが可能となります。
本件に関するお問合せ先
「Xrost DSP」および「Xrost INSIGHT」に関するお問い合わせ
株式会社Platform ID 企画・開発本部 湯浅・山岡
TEL:03-3219-7372
E-MAIL:info@platfrom-id.jp