ACジャパンは7月1日から、2022年度公共広告21作品の放送・掲載をスタートさせた。中でもコンビニのレジ待ちの列を舞台にラッパーの呂布カルマや高齢者、店員らが互いを思いやるラップを披露する全国キャンペーンCM「寛容ラップ」がTwitterのトレンド入りを果たすなど話題となっている。企画制作は東急エージェンシー関西支社、高映企画、アンクル。
「寛容ラップ」は「不寛容な時代~現代社会の公共マナーとは」がテーマ。「たたくより、たたえ合おう。」というコピーのもと、ラップバトルで相手を尊重し認め合う大切さ、そこから生まれる交流を伝えるストーリーだ。手話とオープンキャプションの字幕対応も取り入れた。
本CMを手がけた東急エージェンシー関西支社 クリエイティブディレクターの森井聖浩氏は「人を尊重することは頭で理解していても、つい感情的になってしまう。その実態を再認識させるつくりを意識しました」と説明する。
「誰もが“あるある”と思う出来事を舞台に、出演者から想像できない意外な展開を積み重ねたエンタメストーリーで、説教くさくなく『たたくより、たたえ合おう。』というメッセージを伝えたいと考えました」(森井氏)。
CMは7月1日から1年間、テレビやラジオなどで放送・掲載される予定。新聞広告としても展開される。
スタッフリスト
CM
- 企画制作
- 東急エージェンシー関西支社+高映企画+アンクル
- CD+企画+C
- 森井聖浩
- 企画+D
- 辻菜穂子
- 企画+Pr
- 泉谷智規
- 企画
- 植木沙織、川上毅、湊佑樹
- D
- 小川真季、西原美羽
- Pr
- 森浩介
- PM
- 山本紋香
- 演出
- 小林達行
- 撮影
- 古賀康隆、田中勇輔(手話)、島田洋平(スチール)
- 照明
- 東岡充
- 美術
- 西川泰弘
- 編集
- 大西正人、山崎忠幸(オフライン)
- 音楽Pr
- 榎裕一
- 音楽
- 栃尾恒樹(エンジニア)
- MA
- 中村将人(録音)
- MIX
- 山下卓哉
- ST
- 川崎祐美
- HM
- 赤澤洋平、大岩乃里子(手話)
- CAS
- 久保ゆき乃
- NA+出演
- 呂布カルマ、小田原さち
- 出演
- 蘭(店員)、木村晴美(手話)
- 手話監修
- 江副悟史、松森果林、佐多直厚
- 手話通訳
- 小松智美、脇水彩
新聞
- AD
- 湊佑樹
- Pr
- 岡信明宏
ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター