「チートス」ブランドマネージャーが話す 単純明快かつ細部にこだわった新CM

ジャパンフリトレーが製造・販売するスナック「チートス」は10月11日、新たなWebCMを3本公開した。2023年9月に行われたブランドリニューアルの一環として制作されている。

チートスは、1948年にアメリカで誕生し、1975年日本に上陸。現在では世界40ヶ国以上で販売されている、パフスナックブランド。

今回のCMは、声優の雨宮天さんを起用。架空のアニメーションスタジオを舞台に、雨宮さんが声優・アニメーター・エディターの3役をそれぞれ演じる。公開された3篇は、チートスを食べる時に手につく粉、通称「cheetle(チートル)」によって、アニメ制作に不具合が起こってしまうストーリー。

作画バグ編(28秒)。アニメーターを演じる雨宮さんの手には、チートスを食べる時に手につく粉を表す「cheetle」がついていることから、ストーリーが展開される。

チートスは、今年9月にブランドリニューアルを実施。リニューアルでは、近年高まる”気分転換の需要に着目し、同商品の食感や味つけを調整した。

販売元のジャパンフリトレー ブランドマネージャーの藤本征児氏は、ブランドリニューアルに合わせた「チートスのコンセプト『やんちゃで楽しい』を伝えるプロモーションを実施したいと考えた」と話す。

「プロモーションで重要なのは、消費者に対して単純明快で伝わりやすいことだと思います。しかし一方で、心に残る作品にするためには、人が気にしないような細部にまでこだわることも非常に重要です。今回のCMでは、『楽しさ・おもしろさ』の裏に多くの隠し要素やこだわりを詰め込み、見ごたえのあるものに仕上がったと思います」(藤本氏)。

編集バグ編(31秒)。雨宮さん演じるエディターがチートスを頬張るシーンからスタート。指についたチートスの粉がキーボードに触れないよう気をつけるが、クライアントの前で急いでCM を再生するとバグが発生してしまい…。

また、制作に携わった、CHOCOLATEのクリエイティブディレクター 大澤創太氏は、「チートスのやみつきを日本のインターネットスラングで表現するならば、まるで“バグ”のようだと思いました」とコメント。

さらに、「この “バグ” が、チートスが題する “パフ” スナックと語呂が近いことから、世界各国で愛されるチートスと日本のアニメ文化によるバグ演出をかけ合わせたCMが生まれました」と制作の背景を話した。

収録バグ編(33秒)。
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スタッフリスト

企画制作
CHOCOLATE Inc.+東北新社
CD
大澤創太
企画
山中琴美、後藤花菜
Pr
島瀬悠光加
PM
荒木高輔、菅野春木
演出
伊勢田世山
撮影
金芳明
照明
小林暁
美術
河野智美
APr
小河麻亜紗
アニメーションディレクター
橋本三郎
キャラクターデザイン
輪和
アニメーションプロデューサー
古宇田英之
編集
磯部今日平
音楽
まつきあゆむ
MA
伊東大毅
ST
戸村優香
HM
尾関真衣、堤あやか
AE
臼田由紀、池田千夏、貝原理沙
出演
雨宮天

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター




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