今大会で配布される究極の「幸運バナナ」
AKB48ソングを1週間聴かせて追熟させた「幸運バナナ」と呼ばれるバナナが、今月26日に開催される東京マラソンにてランナーに無償配布される。これは2008年より同大会に協賛し、走行コースに給食ポイントを設けバナナを配布しているドール（千代田区）が企画。今回配布されるバナナは、同社が開発した100種類以上の中から選び抜かれた「極選（ごくせん）」バナナ。「配布用に9万5千本、約20万ケース分のバナナを用意しました。9.6倍もの競争率を潜り抜けて選ばれた同大会ランナーにふさわしい、旨み・香り・食感と、すべてにおいて究極ともいえる極上のバナナです」（同社マーケティング部大滝氏）。
約1年以上かけてフィリピンで手塩にかけて育てられた同バナナは、同大会のために、16日夕方に日本に到着。26日の同大会までの1週間、おいしさや食感を高める“追熟”のプロセスに入る。同社ではこの追熟において、今年の第88回箱根駅伝優勝チームである東洋大学陸上競技部・長距離部門・駅伝チームのメンバーが練習や生活の中でよく聴いていた「最もお気に入り」の曲、AKB48の「ヘビーローテーション」を毎日バナナに聴かせる。
今月27日まで、渋谷駅近辺を中心とした計5カ所で同バナナを専用自販機にて販売中。現在売れ行きも好調という。また、23日～25日にビックサイトで開催される「東京マラソンエキスポ2012」にも参加予定。同会場で販売されるバナナには、“おみくじ”を入れて販売する。大会までの様子は同社公式ツイッター、フェイスブックでも公開している。
