プジョー・シトロエンのブランディング扱い、I&S BBDOが獲得

仏自動車大手プジョー・シトロエン・グループの日本法人、プジョー・シトロエン・ジャポンは4月1日から、I&S BBDOを新たにブランドエージェンシー(ブランディング担当の広告会社)として起用する。I&S BBDOが29日、発表した。契約期間は1年間で、プジョー、シトロエン両ブランド全車種のコミュニケーション戦略に携わる。

プジョー・シトロエンがこのほど、担当広告会社を決める競合プレゼンテーションを行い選定した。これまで国内のブランドエージェンシーはマッキャンエリクソンが担当していた。欧州では仏広告会社ユーロRSCGを起用している。

選考理由をめぐっては、「クライアントが最も重視したデジタル分野での能力が評価された」(I&S BBDO)という。I&S BBDO子会社でプロモーションやデジタル領域を担うプロキシミティジャパンがこれまで、プジョー・シトロエンのプロモーションを手掛けるなどの取引はあったが、ブランドエージェンシーとして指名されるのは初めて。

なおプジョー・シトロエン・ジャポンのメディア扱いは、別途に競合プレゼンが行われており、仏ピュブリシスグループ傘下のスターコム・ワールドワイド・ジャパンが選ばれている。

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