名作から3DまでCMの博覧会 ACC50周年で

全日本シーエム放送連盟(ACC)は、創立50周年の記念イベント「コマーシャル博覧会」を12月2、3日の両日にわたり開催する。会場は東京・有楽町朝日ホール。

「CMの力を再発見する」をスローガンに掲げ、資生堂や日産自動車、日本コカ・コーラなど、日本の過去の名作テレビCMで50年を振り返るほか、30年分のカンヌ国際広告賞の入賞作品から、優れた作品を紹介する。「3Dの未来」と題して、3D(3次元)技術を取り入れたCMが体験できるギャラリーも設ける。

制作者に焦点を置いたプログラムでは、小田桐昭氏(オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン)がテレビ、ラジオの名作CMを通じ、制作者の栄光と影について講演。また世界的な成功を収めた広告クリエーターにインタビューしたドキュメンタリー映画「アート&コピー」を鏡明氏(元電通執行役員)の解説を交えて上映する。同作の公開は、本イベントが日本初となる。

3日には、このほど設立された「クリエーターズ殿堂」の第1回贈賞式も開かれる。

問い合わせは〔電話〕03―3500―3261(ACC事務局)

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