日航、JTB 「ユーチューブ」に特設サイト

羽田・国際線就航を契機 年末年始の旅行需要促す

「YouTube TRAVEL」の画面

「YouTube TRAVEL」の画面

日本航空インターナショナルとジェイティービー(JTB)は8日、動画共有サービス「ユーチューブ」を活用して、海外の観光名所などで撮影した旅行の動画を紹介する特集「ユーチューブ・トラベル」を開設した。期間は2011年2月末までを予定。

羽田空港新国際線ターミナルから就航した、仏パリや米サンフランシスコ、中国・北京など世界10都市のようすを撮影した動画を掲載。一般利用者が撮影した動画も募集し、随時紹介する。「動画コンテンツを制作しなくても、すでにアップロードされているものや、今後ユーザーから集まる動画を活用できることがメリット」(グーグル広報部)。同特設サイトは、ユーチューブのページほか、グーグルのアドネットワーク上に日航とJTBの両社が出稿したディスプレー広告でもアクセス誘導を図る。

トップページならびに、各都市の動画が見られるページでは、日航の航空券や、JTBが提供するツアーを販売するサイトへ誘導、購入を促す。「羽田空港の国際線就航を契機として、年末年始の旅行需要を促したい。今後、成田からの路線についてもアピールしていければ」(日航広報)

日航は2日から、地図検索サービス「グーグル・マップ」上で道路沿いの写真を表示する「グーグル・ストリートビュー」を用い、米ハワイ・ホノルルや台湾・台北の観光地を疑似的に巡るコンテンツも提供している。

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