パナソニック、ケータイ商戦で出稿量を従来比2倍に

パナソニック モバイルコミュニケーションズ脇治社長

スマートフォンで後発となったパナソニック モバイルコミュニケーションズ。脇治社長は「2011年を普及拡大期として、シフトを急速に進めたい」とした=16日、都内

パナソニックは、冬・春季の携帯電話商戦で新機種「LUMIX Phone(ルミックス フォン)」に、従来の同社製品の2倍程度の出稿量でテレビCMを放映する。パナソニック モバイルコミュニケーションズが16日、都内で開いた商品説明会で明らかになった。NTTドコモ向けを12月中旬に、ソフトバンク向けを2011年2月中旬に発売する。テレビCMは、ドコモ向けの発売前にティザー(予告)編を、発売後には機能訴求編を放送する。交通広告も集中して掲出し、JR品川駅をはじめ全国主要駅に設けられたデジタルサイネージ(電子看板)で広告映像を流す予定。広告会社は電通。

商品開発ではデジタルカメラ「ルミックス」の技術力を注ぎ、デジカメと同レベルの撮影機能、画質を備える。タッチ式の画面を操作して無線LAN経由でパソコンに撮影画像を保存したり、メールで送ったりすることも可能だ。ターゲットは20~30歳代の女性。

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