「SK-Ⅱ」、若年女性にターゲット転換

綾瀬はるか起用のテレビCMを21日から

「SK-Ⅱ」のイメージキャラクターとなった女優・綾瀬はるか=2010年11月17日

「SK-Ⅱ」の新たな顔となった綾瀬はるかは「自分でもまだ早いと考えていたが、使ってみたら印象が変わった」と同世代に向けてPR=17日、都内

高級化粧品ブランド「SK-Ⅱ」が、「大人の女性向け」の路線を変更し、20歳代女性の購買に向けたキャンペーンを始めた。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)グループのマックスファクター(神戸市)は17日、女優・綾瀬はるかを起用した新テレビCMを発表した。女優の桃井かおり、小雪と続いてきたイメージキャラクターに、25歳の綾瀬を据えることで、同世代の女性へのアピールを図る考え。綾瀬は化粧品ブランドの「マックスファクター」やP&Gのヘアケア製品「パンテーン」にも起用されている。

テレビCMは21日に放送を始める。14日間使い続ける効果を15秒と30秒の2パターンで訴求する。マックスファクターは、8160円(税込み)相当の化粧水を含む商品全3点を「14日間集中ケアキット」として8925円(税込み)で販売、ターゲットの購入を見込む。

土屋香里PRマネージャーは発表の席上で、「20歳代の女性からは『将来的に使いたい』『自分には早い』などといった声があった。ブランド誕生31年目の今年は、原点回帰するつもりで、若い女性に手にとってもらえるよう努めたい」と意気込んだ。

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