新「ラクティス」への共感・同意促す 「イマドキ家族調査キャンペーン」

トヨタ自動車が22日に開いた「ラクティス」の新型車発表会

発表会には9組27人の「イマドキ家族」が参加。キャンペーンで調査員役を務める女優・新垣結衣からの質問に答えた=22日、都内

トヨタ自動車は22日、コンパクトワゴン「ラクティス」新モデルの発売に伴い、「意識調査」を通じた消費者参加型キャンペーンを始めた。マス広告で調査の質問を投げかけ、Webサイトに回答を投稿してもらう企画。先立って立ち上げた「イマドキ家族研究所」が、ターゲット層である20歳代~30歳代の家族観を調べる中で、現代の家族のあり方にラクティスが適していることを訴えていく。広告会社は博報堂。

22日都内で開いた新車発表会では、調査の中間発表を行った。23日から流す「家族でコンパクトカー、これってアリ?」などと質問を投げかけるテレビCM2編も公開した。会場ではCMキャラクターの女優・新垣結衣が、「子どもの誕生日に有休とっちゃう。これってアリ?」と、参加者に向かって問いかける一幕も。

特設サイトでは、集めた回答を週ごと、月ごとにまとめて発表する。動画共有サービス「ユーチューブ」にブランドチャンネルを開設するなど、ソーシャルメディアとの連携も図る。12月には、消費者が質問を特設サイトへ投稿できるようになるほか、街頭調査を東京、大阪、名古屋、札幌、福岡、宮城の全国6カ所で実施する。

10月には、ティザー(予告)広告として、産経新聞の本紙とiPad(アイパッド)・iPhone(アイフォーン)版に調査開始を宣言する広告を出稿。同様に11月15日~21日の1週間にわたり、テレビCMで消費者に参加を呼びかけていた。

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