10月31日に応募が締め切られた国内最大規模の公募広告賞「第48回宣伝会議賞」(宣伝会議主催)の作品集計がこのほどまとまり、応募点数が過去最高を更新し32万4424点に達したことが分かった。これまで過去最高だった前回から2810点増加した。
宣伝会議賞は、広告表現のアイデアをコピーとCM企画で競う公募形式のコンペティション。1962年、雑誌「宣伝会議」の創刊100号を記念して創設された。企業の実際の商品を課題としており、今回は50社が課題を提供した。作品の内訳は、コピー作品が31万7610点、CM企画作品が6814点。
応募点数は、40回目の2002年に10万点を初めて突破。その後、わずか3年後の05年に20万点を超え、前回(09年)に30万点を突破した。主要各賞の受賞作品発表は「宣伝会議」3月15日号誌上で行う。