富士ゼロックスは30日から、中国で大規模なブランドキャンペーンを展開する。環境をテーマにしたもので、同日から主要都市でテレビCM・新聞広告などを投下し企業イメージの向上を図る。広告会社は電通。
中小規模事業所(SMB)向けの市場で中国に本格参入するのに合わせたもの。「打印緑色:PRINT GREEN」をスローガンに、同社の環境技術や環境配慮型サービスの優位性を訴求する。広告には香港出身の俳優トニー・レオンを起用する。
富士ゼロックスの山本忠人社長は29日、北京市内で記者会見し、2014年までに中国でのプリンター販売台数を100万台にするとの目標を発表した。2009年時点で8%程度のシェアを、20%に引き上げる考え。