早稲田大や上智大など首都圏6大学の学生による調査結果によると、大学生のSNS(会員制交流サイト)利用者のうち、「ミクシィ」の利用率が96.6%と圧倒的な存在感を示した。「モバゲータウン」(18.4%)、「グリー」(14.3%)らライバルを大きく引き離した。
調査は東京広告協会の協力で毎年実施しているプロジェクトの一環で、広告やマーケティングを学ぶ6大学の学生約30人が参加した。各大学に通う学生を対象に7月に実施し、816人から回答を得た。このうち、SNSを利用している学生は71.8%。「ツイッター」は対象から除いた。
都内で7日に開かれた発表会では、大学生のSNS利用目的として、「身近な友人との交流」「友人との感情共有の場」のほか、「一対多」のやり取りの気楽さから、「携帯電話の代替としても使われている」と分析。ミクシィについては「これら大学生のニーズを最も満たすSNS」と指摘した。