花王は年末の大掃除シーズンに向けたキャンペーンとして、「イクメン」(育児に積極的な男性)ならぬ「カジメン」(家事を積極的に楽しむ男性)をキーワードに展開する。掃除のノウハウが学べるWebサイト「パパのための大そうじ講座」の開設のほか、男性の家事参加を啓発する車内広告も予定している。
花王は年末の大掃除に向けたキャンペーンを毎年実施している。これまでは子どもの掃除への参加を促すなどしてきたが、「大掃除の参加率アップには男性の参加率を向上させることがカギ」(商品広報センター)として今回の展開に至った。
同社が15日に発表した調査結果によると、「カジメン」をかっこいいと考えている層は、男性の76%、女性の93%を占める。また、男性が家事に参加している家庭とそうでない家庭とでは、子どもがお手伝いに参加する割合に2倍近い開きがあることも明かした。