MMD研究所では、「2010年テレビ商戦、及びTV VOD(テレビ・ビデオ・オン・デマンド)サービスに関する実態調査」を実施しました。調査期間は2010年12月17日から22日の6日間、10代~60代の男女計1,824人から有効回答を得ました。
以下、調査結果のまとめとなります。
◇2010年末のTV商戦における人気ブランドはシャープ「AQUOS」、東芝「REGZA」
- 2010年中にテレビを新たに購入した人は全体の44.3%。
- 購入ブランド上位は、シャープ「AQUOS」(32.4%)、東芝「REGZA」(27.8%)、パナソニック「VIERA」(18.1%)
- 購買時に重視した情報、「店員の説明の良さ(32.5%)」、「広告・カタログの内容(31.9%)」、「企業・ブランド力(31.1%)」などの解答が拮抗。
◇TV VODサービス利用経験者は全体の14.3%。利用者拡大にはキャンペーンの実施と申し込み接続の煩わしさの解消が課題。
- TV VODサービス利用経験者は全体の14.3%。
- 非利用者の理由としては、「現在のTVがサービス未対応(25.2%)」、「TVとインターネットを繋ぐのが面倒(24.6%)」、「申し込みまでの作業が面倒(24.2%)」などの声が上がった。
- サービス利用に向けては、「お試しキャンペーン」を求める声が41.3%とトップに。
◇TV VOD利用の満足度は、「普通」と回答した人が最も多く(43.2%)、「満足」と回答した人(23.8%) を大きく上回る。満足度向上には、操作性の改善、作品の量・質双方の充実が重要。
- TV VODサービスの満足度調査では、「普通」と回答した人が最も多く全体の43.2%を占め、「満足している」と回答した人(23.8%)を大きく上回る。
- 原因として考えられるのは、操作性の悪さ。TV VODが「操作しやすい」と回答した人は全体の28.7%。
- 視聴タイトルについては、「量だけでなく質が重要」という回答が77.0%と多数を占める結果となり、必ずしも作品の量が消費者に求められているわけではないことがうかがえる。
【本件に関する問い合わせ先】
MMD研究所PR事務局(㈱アンティル内)
担当:寺島(てらじま)、苅谷(かりや)
連絡先TEL 03-5572-6061 FAX 03-5772-6065