いまや Web は生活者にとって欠かせない情報収集ツールとなり、人々は日常生活のあらゆる場面で新しい情報にアクセスするようになっています。こうした動きに対応するために、Web コミュニケーションに力を入れる企業が増えてきています。
特に最近では、一般的なコーポレートサイトや商品サイトだけではなく、投資家であれば IR サイト、報道関係者であればプレスサイトのように、あらゆるステークホルダーのニーズに合わせて詳細な情報を発信する企業も目立ってきました。
さらにオンラインツールの進化により、即時性が求められるニュースの場合にはブログを活用したり、双方向のコミュニケーションが必要な場合には Twitter、危機発生時のシャドーサイトなど、用途に合わせて最適な情報が発信できるようになりつつあります。
しかし、多様化するステークホルダーのニーズや、増え続ける情報に対して、企業の Web コミュニケーション能力が追いついていないのが現状で、目的のページにすぐに辿り着けない、もしくは情報が整理できておらず有効に活用されていない企業サイトも数多く見受けられます。それだと、ユーザーがすぐにサイトから離れてしまうばかりか、逆にマイナスのイメージも与えてしまいます。
また、Web サイトは営業、IR、人事、宣伝、流通、CSR など多くの部署が関わります。このことが各ページの情報の質やトーンにばらつきを生み、ページごとの連携が図れないという問題を生み出しています。
この問題を解決するには、企業の情報発信を司る広報部門が中心となり、Web を戦略的に活用し、自社の活動を正しく伝えていく必要があります。
しかし今まで、Web領域においては技術的な知識を学ぶセミナーが多くを占め、広報視点で Web コミュニケーションを学ぶ講座は、ほとんどありませんでした。そこで宣伝会議では企業サイトの運用やディレクションをしている広報担当者の方々に向けて、企業の規模にかかわらず広報の重要なツールとして Web サイトを戦略的にプロデュースする力を養成する講座を開講いたします。
◆◇◆「Web広報講座」開催概要◆◇◆
開講日 : 2/24(木)10:00~18:00・3/3(木)10:00~17:30
受講料 : 78,000円(税込)
会 場 : 東京・南青山
講 師 :
- 雨宮 和弘 氏(クロスメディア・コミュニケーションズ株式会社)
- 高柳 直明 氏(全日本空輸株式会社)
- 橘 守 氏(株式会社エクスペリエンス)
- 本間 充 氏(花王株式会社)
詳細はこちら
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