スポンサー賞新設 グーグル、cci、MSが協賛
インターネット上の優れた広告やコミュニケーション活動を顕彰する「第9回東京インタラクティブ・アド・アワード」(TIAA=インターネット広告推進協議会主催)の概要が26日、発表された。「オンラインビデオ」「アウトドア」の2部門を新設したほか、特別協賛の3社による「スペシャルスポンサーアワード」を設け、未発表作品にも応募の門戸を開いた。各部門とも2月1日から応募を受け付ける。
初めて審査員長を務めるクリエーティブディレクターの伊藤直樹氏(ワイデン+ケネディ トウキョウ)のほか、9人の審査員と2人の特別審査員が選考を行う。今回新設した特別審査員は、米国で活躍する日本人クリエーターのレイ・イナモト(稲本零)氏(AKQA)と川村真司氏(ワイデン+ケネディ ニューヨーク)。2人は審査会には出席せず、オンライン上で審査に加わる予定。
スペシャルスポンサーアワードは、3社の協賛企業がそれぞれ定めた基準で課題募集や選考を行うもので、一般の部門とは別にエントリーを行う必要がある。スポンサーはグーグル日本法人、サイバー・コミュニケーションズ(cci)、マイクロソフト(MS)日本法人の3社。グーグルはユーチューブやアンドロイド、cciはスマートフォン向け広告やアプリなど、各社の商品や注力分野がそれぞれの課題に設定されているのが特徴だ。いずれも未発表の作品を受け付け、学生なども含め参加資格は問わない。選考はTIAAの審査員が携わるほか、各社課題の最優秀作品の制作者にはそれぞれ賞金50万円が贈られる。
募集は一般の部門が2月28日まで、スペシャルスポンサーアワードが3月31日まで。審査結果の発表は5月下旬にTIAAのWebサイト上で行う。
審査員は次の通り。
▽審査員長
伊藤直樹 (ワイデン+ケネディ トウキョウ)
▽審査員
大岩直人 (電通)
河尻亨一 (HAKUHODO DESIGN)
嶋浩一郎 (博報堂ケトル)
清水幹太 (イメージソース/ノングリッド)
田中耕一郎 (Projector)
中村洋基 (電通)
中村勇吾 (tha)
福田敏也 (トリプルセブン・インタラクティブ)
中島信也 (東北新社)
▽特別審査員
川村真司 (ワイデン+ケネディ ニューヨーク)
レイ・イナモト (AKQA)
東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)のWebサイト