フランス・カンヌで6月に開催される「第58回カンヌ国際広告祭」の一プログラム「ヤングライオンズ・コンペティション」で、サイバー部門に日本代表として出場する2人1組のチームの募集がこのほど始まった。28歳以下で制作実務に携わる若手クリエーターが対象。課題コンペによる選考を経て、各国の代表者が集まるカンヌでの本選に参加する1チームを決める。
「ヤングライオンズ・コンペティション」は、各国の若手ペアが参加し、広告のアイデアや技術を競うプログラム。現地において、制限時間内で与えられた課題に取り組む。サイバー部門への出場者を公募するのは今年で2回目。選考会はインターネット広告推進協議会(JIAA)が行う。フイルム部門やプリント部門については、全日本シーエム放送連盟(ACC)の主催で以前から国内選考会が開かれていた。
エントリーは23日までWebサイト上で受け付ける。参加者にはEメールで25日17時に課題が出され、ほぼ1日で作品に仕上げ26日20時までに提出する。本選と同じ制限時間で制作することが求められる。選考会を経て、3月中旬に代表者を発表する予定。
選考は、カンヌ審査員経験者や受賞者などによる6人が担当する。審査員は次の通り。
大岩直人(電通)▽鎌田貴史(spfdesign)▽佐藤達郎(博報堂DYメディアパートナーズ)▽高崎裕喜(電通)▽中村洋基(電通)▽福田敏也(トリプルセブン・インタラクティブ)