セプテーニは14日、インターネット広告会社の強みを生かしたテレビ広告事業に乗り出すことを明らかにした。9日付で設立した新会社「GRP」が当面、テレビCM枠の売買を行い、将来的に動画コンテンツ配信など、周辺プロモーション事業の開拓を目指す。
地上波テレビのデジタル化完全移行やインターネットテレビの普及を背景に、ネット会社などCMに出稿する企業の変化や、パソコン、携帯端末と連携したプロモーション手法の登場を好機とした。
3年後に取り引きを100社に増やしたい考え。新社長はセプテーニで2010年9月末まで営業部門の第二アカウント本部長を務めた福原雄亮氏が務める。