「メルマガ購読」に関する意識調査・ビジネス編
総合マーケティングパートナー E-グラフィックス コミュニケーションズ株式会社のコミュニケーション・プランニング局内に籍をおく、東京流通研究所(以下:TRK)では、2010年10月5日~10月7日の3日間、20才から59才の男女に対して、「メルマガの購読」に関するインターネット調査を実施し、434名の有効回答を得ました。
企業が消費者を直接リサーチする上で頼りになるメルマガは、BtoBにおいてもビジネス顧客の開拓や維持に力を発揮しますが、活用しきれていない企業が多いのが実状です。メルマガ成功の3原則といわれている「1.最適な配信のタイミング」だけでなく、「2.パーソナライズ」の実態、内容やデザインに「3.レリバンシー」を感じているかどうかについても質問しました。
調査結果ピックアップ
仕事関係のメルマガ購読者は、男性の半数弱、女性の3割に満たない
全回答者に仕事関係のメルマガを週に何通受信しているかを質問したところ(単一回答形式)、「なし/なしに等しい」という人が男性で56%、有職女性で72%となりました。逆に、週に1~10通の購読者は男性の35%、有職女性の25%、週に11通以上の購読者は男性の9%、有職女性の3%(平均値は約5通/週)となりました。
仕事のメルマガは職場でと割り切る男性、対して自宅でも自己啓発の有職女性
1.仕事関係のメルマガ購読者に、メルマガを受信しているメールアドレスの種別を質問したところ(複数回答形式)、63%が「会社のアドレス」、52%が「個人のアドレス(PC)」、8%が「個人のアドレス(携帯)」と回答しました。ただし男女で分析すると、男性が会社アドレス70%対個人PC46%であるのに対して、有職女性は会社アドレス54%対個人PC61%と逆転しています。
2.同様に仕事関係のメルマガを読む場所を質問したところ(複数回答形式)、71%が「勤め先で」、54%が「自宅で」、14%が「外出先や乗り物などの移動中に」と回答しました。この結果も男女で分析すると、男性が勤め先81%対自宅48%であるのに対して、有職女性は勤め先56%対自宅63%と逆転しています。外出先や乗り物などの移動中に仕事関係のメルマガを読む割合も、有職女性のほうが男性よりも多い結果となりました。(有職女性20%対男性13%)
仕事関係のメルマガは男女共に月・金が狙い目、週末派も3割超
仕事関係のメルマガ購読者に、メルマガを読む曜日を質問したところ(複数回答形式)、男性は「月曜日」85%が最も高く、次いで「水曜日」「金曜日」が共に79%、「火曜日」74%となりました。
有職女性も「月曜日」78%が最も高く、「金曜日」76%、「火曜日」「水曜日」が共に71%となり、男女共通して月・金がトップという結果になりました。一方、「土曜日」(男性34%、有職女性37%)、「日曜日」(同32%、34%)のように、週末や休日に読むという回答も相当数に達しました。
午前中勝負の男性に対して、就業後/帰宅後にこそ勉強をする有職女性
仕事関係のメルマガ購読者に、メルマガを読む時間帯を質問したところ(複数回答形式)、男性は「10~12時」40%が最も多く、次いで「8~10時」38%、「12~13時」35%と午前中からお昼に集中する結果となりました。
対して、有職女性は「10~12時」39%に続いて、「15~17時」「19~21時」が共に34%と午後や就業後の時間帯が中心となりました。同様に「21~23時」の時間帯も、男性19%に対して有職女性は29%となり、帰宅後まで仕事関係のメルマガを読む有職女性の生活習慣が明らかになりました。
詳しいデータをグラフでご覧になりたい方はこちらからダウンロードできます。
http://e-gra.co.jp/pdf/trk_marketreport_20110215B.pdf
関連リリース:メルマガ購読者に対する意識調査・プライベート編
http://e-gra.co.jp/pdf/trk_marketreport_20110215P.pdf
調査の概要
◆調査設計
調査手法 :インターネット調査 (株式会社イードの「あんぱら」パネルを使用)
回答サンプル数:男女、20~59才 434名(構成比:男性49%、有職女性33%、専業主婦18%)
対象者条件 :学生・無職は除外、関東・関西圏のみ
主な質問内容 :職業/メルマガの購読件数/アドレスの種別/読む場所・環境/読む曜日・時間帯/その他
TRK(東京流通研究所)とは
TRK(東京流通研究所)は、総合マーケティングパートナーのE-グラフィックスコミュニケーションズ株式会社の企画や戦略立案を行うコミュニケーション・プランニング局内に籍を置く、調査・研究の専門部署として発足しました。
電気自動車から食料品まで業種業界を問わず、ターゲット顧客のセグメンテーション、コンシューマー・インサイトの発掘、ショッパー・マーケティングなどの取材、調査、分析、研究、レポートの発行を行っています。
また2009年8月より、「ネットクチコミ」を可視化するサービスを始めました。
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個別の依頼に最適な企画を一からお作りするだけでなく、「リード・アクティベーション・モデル」、「サウンド・マガジン(R)」、「ネットクチコミ分析」など、独自のモデルやパッケージを取り揃えております。
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