サントリーが再開、エスエス製薬は新CM
東日本大震災被災者の心情に配慮し、放送が控えられていたスポンサーらのテレビCMが戻り始めている。23日、サントリーはいくつかのテレビCMの放送を再開した。新ジャンル「金麦」など酒類4品目、「ニチレイ アセロラ」など清涼飲料3品目、健康食品1品目などのCMを順次流す。
エスエス製薬は23日、解熱鎮痛剤「イブA錠」の新テレビCMの放送を始めた。ターゲット像は10歳代後半から20歳代。「教えて! イブA先輩! 香里奈(イブプロフェン)」編と題したもので、イメージキャラクターにはモデルの香里奈を新たに起用した。4月以降には、タレントのマツコ・デラックスとモデルのマリエが出演する各パターンを放送する予定。21日前後には、頭痛薬「イブクイック」のテレビCMも再開していた。1月20日から放送していたもの。
関東圏では今週初めから、武田薬品工業、ロート製薬など医薬品メーカーほか、ユニクロ、クラシエ、日本クラフトフーズ、ジェイアイエヌ、ゼンショーグループ、すかいらーくグループ、カプコンなどがテレビCMを再開している。