広告会社の電通が立ち上げたクリエーティブ・ユニット「汐留イノベーションスタジオ」の「PaPaCo Design Project」から、2010年9月に発表した『音を奏でる宝箱』(『Treasure Box of Sounds』)が4月17日より、各地のミュージアムショップやアートショップにて、順次発売されます。
『音を奏でる宝箱』は、サウンドアーティストmamoru氏とのコラボーレションから生まれた「音」がテーマのおもちゃです。子どもが外や家の中で探して来たものを入れて飾ったり、振って音を奏でたりして、見て聴いて遊ぶことができます。
親子一緒に、ふだん気がつかない身近なものや自然のものに興味を持ち、そこから何かを発見し、会話やコミュニケーションが生まれることを期待しています。
まずは4月17日から、品川にある「原美術館 ザ・ミュージアムショップ」、恵比寿にあるアートショップ「NADiff a/p/a/r/t」にて発売されます。また、引き続き、十和田市現代美術館、福岡アジア美術館でも発売を予定しています。
今後も、PaPaCo Design Project では、新しいプロダクトを生みだし、それらが実際のユーザーであるパパと子どもにお届けできるような取り組みを行っていきます。
詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
URL:http://www.papaco.jp/006/
汐留イノベーションスタジオ
人と人、人と社会の関係をちょっとハッピーにするためのプロダクトやサービス、仕組みを次々に生み出しています。『PaPaCo Design Project』のほかにも、楽しみながらドネーションができるしくみ『ぷちドネ』、ジブン CM が作成できる iPhone 版アプリ『ClipCM』、スマートフォンのエンタメ電話帳ツール『モバイルフォンスター』をリリース。
PaPaCo Design Project『パパコデザインプロジェクト』
パパと子どもで楽しく遊べる「コミュニケーションツール(=おもちゃ)」の開発に取り組み、これまで様々なものを発表しています。親子での触れ合いを通して、 子どもたちのクリエーティブな感性や想像力を身につけるだけでなく、自然、環境、地球への関心が高まることを期待しています。
URL:http://papaco.jp
サウンドアーティスト mamoru
77 年生まれ。2001 年にニューヨーク市立大学卒業後、自作の音具や音響素材を用いて、インスタレーションやサウンドパフォーマンスを国内外のギャラリー、美術館などで発表。日常品から得られる音、日常行為をもともとの用途から読み替える事で作品を生み出す「etude」シリーズなどを展開。