製薬会社のノバルティスファーマは17日、5月17日の「高血圧の日」に合わせ、日本高血圧協会とともに啓発イベントを東京の銀座ソニービルで実施した。同ビル壁面に縦21メートル、横5メートルの巨大な血圧計をもした懸垂幕を設置。空中でパフォーマーが血圧計の「針」となり、ソニービル1階の屋外に設けられた特設ブースで測定された血圧値を表示した。
同社では2007年より、「ウデをまくろう、ニッポン！」をテーマに啓発キャンペーンを展開。これまでは40代以上の方を対象としていたが、より若い時からの高血圧とその管理に関する啓発が必要であると、今年は40代男性をターゲットに設定。ビジネスパーソンが多く行き交う銀座にてイベントを開催したという。また、壁面に巨大な血圧計設置することで、高血圧の人が目指すべき値である「130/85mmhg未満」を、視覚的に理解できるようにした。
懸垂幕の設置は22日まで。丸ノ内線、銀座線の地下鉄車内に広告を掲出するほか、5月6日にリニューアルを実施した同社が運営するウェブサイト「血圧ドットコム」で、40代からの血圧管理をより一層呼びかけていく。
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