博報堂は26日、スウェーデンの大手コンサルティング会社、SWECOインターナショナル(以下、スウェコ)と、環境共生・高齢化対応の街づくりにおいて、三菱総合研究所も交えた3社で協業していくことに合意した。
スウェコは、スウェーデン政府が推進する「環境共生都市(SymbiCity)」の全体計画の策定を担う中核企業。従来の縦割り型のインフラ整備を廃し、統合的都市開発手法を導入することで環境効果を大幅に高めることに成功している。既にこの手法を、ヨーロッパ各国、中国などへと輸出している。
博報堂はこれまで三菱総研と共に、地球温暖化と高齢化問題の解決を街づくりを通して目指す「プラチナシティ」開発モデルを提唱しており、今後はスウェコも加えた3社で活動を進めていく。