日本旅行業協会(JATA)は本日から1週間、「夏旅キャンペーン」の一環として全国の主要7駅で大型ポスターを掲出する。キャンペーンには、日本航空、中国国際航空、ベトナム航空、カナダ観光局、メキシコ観光局、カリフォルニア州観光局など、合計27の観光局と航空会社が協賛。日本航空では、5月から7月末までの期間、インターネット予約限定で総額300万円相当の商品が当たる「JAL夏の旅行キャンペーン2011」を実施しており、各社・団体ともに独自のキャンペーンとの相乗効果で利用促進を図りたい考え。
同キャンペーンは昨年までは6月中旬から下旬に展開していたが、東日本大震災からの復興支援に向けて約2週間繰り上げての実施となった。震災後、団体・企業側からの引き合いが強かったという。
対象駅はJRの札幌駅と仙台駅、東京駅、新宿駅、名古屋駅と、大阪市営地下鉄の梅田駅、福岡市営地下鉄の天神駅。各駅で10枚から35枚のポスターを貼り出す。ポスターでは、半分を協賛団体・企業が使用し、もう半分で復興のキャッチフレーズ「日本を元気に、旅で笑顔に」とともに「海外が日本の元気を待っている」、「笑顔で海外へ、それが一番の『ありがとう』」とのメッセージを打ち出す。