イトーヨーカドーは29日より、タイムセール「朝市」「夕市」を全国160の店舗で9月末までのほぼ毎日実施する。
これまで朝市は、週末を中心に開催していたが、「今夏の節電に伴い変化した生活者の消費行動の変化に合わせて、毎日実施することにした」と同社担当者。それにより、日中の暑い時間を避けて買い物をしたいという、来店者のニーズに合わせた。
朝市は開店から正午までに行い、主に野菜、精肉、鮮魚の生鮮食品や飲料に加え、フルーツやお菓子など子どものおやつ向けの商品をそろえる。夕市は、これまでも実施していたが、火や電気を使わずに食べられる惣菜などを中心に、会社帰りの人をターゲットとして展開する。時間は主に夕方16時~19時。
朝市では生鮮食品といった調理する食材をメインに、夕市では時短できる簡単で便利なメニューを主に展開することにより、朝と夕方の集客を強化する。