野村総合研究所は、家電量販店やクレジットカード、携帯電話など、国内11業界における売上上位企業が、2009年度に発行したポイント・マイレージなどの年間最少発行額を推計。その結果、民間企業による発行総額は最少でも9,061億円に達すると発表した。
そのうち、「家電量販」「クレジットカード」「携帯電話」の3業界の発行額で7割超を占めており、発行規模は業界によって大きな違いがあるとしている。そして、そこに2009年度中の家電エコポイント発行額2,559億円相当(1ポイント=1円として換算)を組み入れると、その総額は1兆円を超える。
また、2010年度は東日本大震災の影響などによって若干の発行規模の停滞や縮小があるものの、2015年度には9,946億円となる見込みとしている。