コカ・コーラシステムが展開する‘おいしい’と‘環境にいい’を両立させた日本生まれの天然水 ブランド「い・ろ・は・す」は、革新的な包装技術に与えられる「DuPont Awards for Packaging Innovation」と、アジア地域の最も優れたマーケティング戦略を讃える「Warc Prize for Asian Strategy」を同時に受賞しました。
DuPont Awards for Packaging Innovation
「DuPont Awards for Packaging Innovation」とは、米国デュポン社主催によるもので、これまで世界中の革新的な包装技術を表彰してきた、業界の中でもっとも歴史のあるアワードのひとつとされます。23年目を迎える2011年度は、「パッケージの革新性」、「持続可能性」、「コストおよび廃棄物の削減」という3つの観点から評価が行われ、世界26ヵ国から206作品が応募する中、日本コカ・コーラの「い・ろ・は・す」が銀賞を受賞しました。
「い・ろ・は・す」については、
- 従来比40%の容器の軽量化を実現しつつも、消費者の使いやすさを維持したしぼれるボトルであること
- それにより家庭でのゴミの減容化や、リサイクルのための輸送コスト削減につながったこと
- 一部植物由来の素材を使用することで原油使用量を減らし、二酸化炭素の排出量削減にも貢献したこと
- 容器を“しぼる”という画期的な方法で消費者にエコ・アクションを啓発できたこと
などが評価のポイントとなりました。
Warc Prize for Asian Strategy
「Warc Prize for Asian Strategy」は、世界のマーケッターへマーケティング情報を提供するWarc社の活動の一環として、アジア地域対象では初めて開催。このたび世界13ヶ国、全140作品のエントリーから受賞にいたっています。副賞賞金は、東日本大震災の支援団体に全額寄付することも決定しています。
「い・ろ・は・す」は、日本の厳選された名水地を採水地としたおいしい天然水です。昨今の消費者の環境意識の高まりを受け、コカ・コーラシステムが独自に開発した、国内最軽量12g(※1)の ペットボトル「ecoるボトル しぼる」を採用。今回、「日本生まれの天然水を、おいしく飲み、 しぼって(つぶして)(※2)、リサイクルする」という、おいしい水を飲むだけでできる、エコ・アクション提案のマーケティング戦略やパッケージを高く評価いただきました。
※1) 2011年5月時点/国内製造品600ml以下PETボトル対象/日本コカ・コーラ社調べ
※2) 自治体の空容器の分別回収方法に従ってください
「い・ろ・は・す」は、今後もカテゴリーを越えて評価されるブランドであり続けられるよう、簡単なエコ・アクションを通じて、消費者が環境活動に参加できることを提案してまいります。
「い・ろ・は・す」について
2009年5月に発売された‘おいしい’と‘環境にいい’の両立を実現した日本生まれの天然水 ブランドで、2011年1月には、累計出荷本数が8億本を突破しています。(※3)また、導入翌月(2009年6月)以降、ウォーターカテゴリーにおいて小型PETボトルNo.1となっています。(※4) 「い・ろ・は・す」(555ml)のパッケージには国内最軽量12gのPETボトルを採用しており、2011年 1月末時点までの原油使用量削減効果は12,000 キロリットル以上(※5)です。
また、1本あたりの容器原材料(PET樹脂)の使用量を削減することで環境への負荷を軽減するだけでなく、飲用後に軽い力でしぼって(つぶして)コンパクトにすることが可能なため、家庭内 などにおける空容器保管時のスペース確保につながることも期待できます。「い・ろ・は・す」を 選び、飲んだ後にしぼって(つぶして)、リサイクルする、という簡単なアクションを通じて消費者が環境活動に参加できることを提案しています。
※3) 2011年1月時点発表/520ml、280ml、1020mlの「い・ろ・は・す」ブランド全製品
※4) 2009年6~2011 年5月時点/インテージMBI調べ。 (販売量シェア、600ml以下、全手売りチャネル対象。)
※5) 出典「石油化学製品のLCIデータ報告書<更新版>」((社)プラスチック処理促進協会)(2009年3月)